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ABOUT

クラシックだけどどこか新しい『カストロコート aka ドカジャン』。
市場に出回ったのは1960年ごろ、弊社のお取引先のC.A.B.さんというプリントウェアメーカーさんが原型を作ったのが最初のようです。

米軍のフライトジャケットを参考に作られたコートは、たちまち市場を席巻したのち、 時代とともにかたちを変えて、スペック過多な昨今のユニフォームを横目に細々とユニフォームメーカーに受け継がれて作られ今に至ります。

市場的には風前の灯、いずれは消えゆくスタイルなのかもしれないのですが、 いまだにコアなファンが多く、根強い人気のあるこのドカジャン。
時代に逆行して、当店アルベロットユニが別注！こちらは第3段になります。

今回もお願いしたのは橘被服さん。

『暖かいドカジャンはどれですか？』との問い合わせをいただくことがあるのですが、裏ボアの中綿の入っていないドカジャンは"実は"そんなに暖かくないのです。（弊社調べ）

自身をもってコレです！と言えるドカジャンをご用意したくて、出して頂いた答えが第1弾の Y3012。
スピンオフとして登場させていただいたのが第3段のこちら「Y10000」になります。
古き良きものを懐かしみ愛好する。
サブカル的レトロな世界観が注目される中、
ブームではなく現在進行形で存在し続けるドカジャンたち。

そんなドカジャンをこよなく愛するアルベロットユニが、
こんなドカジャンがあったらな〜！という思いが高じ毎年1アイテムずつ別注しています。

そして2023年！
ドカジャンと言えばやっぱりネイビー！王道のネイビーをアルベロットユニ的に解釈してリリースいたしました。

もちろん今回も中綿入りなので、暖かさ、感じていただけると思います。

ふわっと軽い着心地で、少し肌寒さを感じたら毎日のように羽織りたくなる着心地。
しぼ感のあるテクスチャーがレトロなムードを醸し出すビンテージナイロンクロスを
表生地に採用。

どうぞお手に取っていただけたらうれしいです！

DETAIL

FRONT

もっともオーソドックスな4ポケットのカストロコートタイプ。表生地ナイロン100％。

BACK

背中側。プリントを入れたり刺しゅうを入れることも可能です。

素材：
表生地／ナイロン100％
（リサイクルナイロンビンテージクロス）
中綿・裏地・フライス／ポリエステル100％

表生地はリサイクルナイロンビンテージクロス・撥水加工を採用しています。	衿ファーは3012よりボリューミーなものをチョイス。 リッチな風合いです。
袖口は防寒性に優れたカフスとフライスの2重袖。 しっかり手首をホールドしてくれます。	フロントはファスナーとスナップ止めで防寒性をアップ。ファスナーはYKK社製です。
不意の雨に備えて衿裏のファスナーの中に簡易な隠しフードが内蔵されています。	内側のようす。中綿はキルティングになっているので型崩れの心配がありません。

素材について

今回表生地に採用したのは「リサイクルナイロンビンテージクロス」という素材。
シボ感のあるマットな風合いのハリを持たせた生地です。

リサイクルというと従来は生地の強度や耐久性が低下する傾向がありましたが 環境意識の高まりとともに近年は機能性と環境性能の両面で進化を続けていて、 丁寧に作られたリサイクル素材は、むしろ上質さも感じられます。

リサイクルナイロンの製造には、石油を原料とするナイロンの製造に比べて、温室効果ガス排出量を大幅に削減することができ、さらに廃棄物を減らすことで、環境への負荷を軽減することにもつながるので、とってもエコ。

アウトドアブランドなどはすでに積極的に取り入れられている分野の素材なのです。
さらにこの生地には植物由来の撥水加工【C-zero（シーゼロ）撥水剤】が施されています。 C-zeroは環境や健康に悪影響が懸念されるフッ素化合物を使用せずに撥水性を持たせる新技術で、 環境と人に優しいフッ素フリー加工を実現しています。