屋外作業の寒さ対策!体を温めるポイントやアイテムをご紹介
屋外作業がメインの仕事をしている方の中には、寒さ対策について悩んでいる方も多いでしょう。
一日中屋外で作業をすると想像以上に体が冷えるので、寒さが原因で仕事に集中できない、さらに事故や怪我、体調不良で仕事ができないなどのトラブルにつながる可能性もあります。
そこで今回は、真冬の屋外作業に最適な寒さ対策について解説します。ぜひこの記事を参考に、少しでも暖かく快適な作業環境を実現できるようにしましょう。
Contents
寒さ対策で温めるべきカラダのポイント
「冷えは万病のもと」という言葉があるように、体が冷えることでさまざまな悪影響を及ぼします。たとえば、手足のしびれや頭痛、腰痛、肩こり、だるさ、不眠、むくみ、免疫力の低下など、体の冷えによって全身にさまざまな症状が出るのです。
体を冷やさないためには、「3つの首」と呼ばれる「首」「手首」「足首」の3か所を温めることを意識しましょう。これらの周辺には皮膚の近くに太い動脈が流れているため、温めることで全身に温かい血液を循環させられます。
反対に「3つの首」が冷えると全身が冷えてしまうので、しっかりと防寒対策をすることが大切です。
現場で気軽にできる寒さ対策の基本
ここでは現場でできる寒さ対策について具体的な例を解説します。
ポイントを押さえて寒さ対策を実践し、寒さに悩まされない作業環境を実現しましょう。
貼るカイロで体を温める
屋外作業では貼るカイロが大活躍します。衣服に貼れるので、作業の邪魔をせず、寒さに応じて使用する枚数を調整できるのがポイントでしょう。
首や足首の周辺にカイロを貼ると、温まった血液が全身に循環した効率よく冷え対策ができます。
また、腹周辺に貼るのもおすすめです。お腹周辺には内臓が集中しているので、温めて内臓の冷えを防止する効果があります。気になる方は積極的に温めるようにしましょう。
撥水剤で雨による冷えに備える
屋外作業は常に晴れとは限らないため、保温だけではなく雨に濡れたときの対策も意識する必要があります。
たとえばフリースは、保温性は高いですが撥水効果はありません。雨が降ると衣服の中に雨水が浸透し、体が冷えてしまいます。
そこでおすすめの対策方法が、防水スプレーなどの撥水剤の使用です。撥水材は、生地の表面をシリコンやフッ素などでコーティングし、水を玉状にしてはじく加工ができます。靴用や服用、金属用など、使うものごとに専用のものがあるので、用途によって撥水剤を選びましょう。
屋外作業で寒さ対策するときの着用おすすめアイテム
ここでは、屋外作業で寒さ対策をするときにおすすめのアイテムを紹介します。
リーズナブルな価格のものもあるので、作業環境や目的に合う最適なアイテムを見つけてみてください。
屋外の寒さ対策1:コンプレッションウェア
筋肉の動きをサポートする目的で着用する衣服を「コンプレッションウェア」といい、動作の多い屋外作業や運動時に着用されることの多いアイテムです。
コンプレッションウェアは伸縮性の高い生地が筋肉に適度な圧力をかけて、高強度な動作による体への負担を軽減します。そんなコンプレッションウェアは防寒対策にもなります。
とくにコーコスのG-51148ヘザーパターンウォームパワーサポートは、裏起毛と発熱加工の2つの効果で体を暖かく包んでくれるためおすすめです。
また、脇消臭テープや静電気防止加工がされているので、長時間の屋外作業でも快適に着用できます。
サンエス BO32160 インナーウォームベスト+雷神発熱ユニット2枚セット
屋外の寒さ対策2:電熱ベスト
サンエスのBO32160インナーウォームベストは、発熱ユニットが2枚セットになった電熱ベストです。発熱ユニットを使用すればすぐに温かくなるので、厳しい寒さの屋外作業でも強い味方になるでしょう。
ベスト本体に適量の中綿が入っているため、発熱ユニットを使用せずにインナーベストとしても十分温かさを感じられます。また、襟のないスマートなデザインになっているので、肌寒いときは上からアウターを羽織ることも可能です。
電熱ベストとしてはもちろん、インナーベストとしても活用できるる万能なアイテムです。
【セット】サンエス BO32160 インナーウォームベスト+雷神発熱ユニット2枚セット(RD9170)RAIZIN(雷神服)
屋外の寒さ対策3:防寒手袋
冬の屋外作業は手指の冷えが悩みという方も多いのではないでしょうか。
旭蝶繊維の51007 防寒グローブは中綿にシンサレートを使用し、甲の部分はネオプレーン生地を使用している寒冷地仕様のグローブです。
シンサレートとは、羽毛や従来のポリエステル綿と同じ厚みの場合で、約2倍暖かく感じられる素材です。ネオプレーン生地はスキューバダイビングで使用されていることもあり、防水性に優れているため、濡れても内部に水が浸透しにくくなっています。
屋外作業では雨が降ることもあるので、水に濡れても保温効果が失われないのは魅力といえるでしょう。
旭蝶繊維 51007 防寒グローブ
屋外の寒さ対策4:絹素材の靴下
おたふく手袋のS-297絹のちから5本指靴下は、肌に直接触れる部分に絹を使用し、外側は綿糸をポリエステルで補強した素材を使用しているのが特徴です。
天然素材の中でも最高級の絹は、保温効果が高いため、真冬の防寒対策アイテムとしても活躍するでしょう。
また、指1本1本を包み込む5本指デザインとなっているので、汗をかいても蒸れにくいのが魅力です。
おたふく手袋 S-294 5本指靴下 25~27cm モク柄《3足組》×5パック 絹のちから
屋外の寒さ対策5:バラクラバ
寒い屋外で長時間作業をしていると、耳や鼻が赤くなって痛みを感じることがあるでしょう。また、冷たい冷気をそのまま吸い込むと、肺が痛くなることもあります。そのような症状を防げるのが、サンエスのC-18冷凍倉庫用フルフェイスマスクです。
生地にはフリースを使用しているので暖かく、優しい肌触りとなっています。頭や顔全体をカバーし、目の周りだけが露出するデザインとなっています。
また、鼻周りだけ立体的な加工が使用されているので、呼吸をするときも苦しくありません。
サンエス C-18 冷凍倉庫用 フルフェイスマスク(ブラック)SUN-S
まとめ
屋外作業で寒さ対策をする場合、「保温」ばかりを意識してしまいがちです。しかし、冷えないように対策することも大切なので、汗をかいたり、雨が降ったりしたときのことも考えて対策をするようにしましょう。
また、現場で簡単にできる寒さ対策には、貼るカイロを使用するのがおすすめです。使用する際は、どこを温めると効果的かを意識しながら使うようにしましょう。
ぜひ今回の記事を参考に、真冬の屋外作業でも十分な寒さ対策をして、寒さに凍えない作業環境を実現してみてください。