アイスベストとは?熱中症対策にもなる空調服の特徴や利用シーンをご紹介!

猛暑の中で現場作業をする際、個人でも熱中症対策をするのが重要です。
休憩や水分補給も大切ですが、着用する作業服を工夫することも熱中症対策になります。
たとえば近年では、「アイベスト」の人気が高まっています。
しかし、アイベストの特徴や効果的な着用方法などを知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、アイベストの特徴やおすすめの着用シーンを解説していきます。
アイベストの効果的な着用方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
アイスベストとは?
アイベストとは、保冷剤の収納ポケットがついたベストのことを指します。
アイベストは胸の部分にベルトが付いているため、自由にサイズ調整が可能です。
保冷剤を入れた状態でもフィット感のある着心地になるよう、胸部分のベストでサイズ調整ができるようになっているのです。
アイベストを着用すれば保冷剤を身に付けつつ現場作業ができるため、猛暑の中でも涼しさを感じながら作業できるでしょう。
アイスベストはどんなシーンに向いている?
アイベストを着用するのに向いているシーンを紹介します。
まず代表的なのが、現場作業でしょう。
建築現場や工事現場などの現場作業をする場合、炎天下で長時間体を動かさなければなりません。
体力仕事ともいえる現場作業では、涼しさを確保するためのアイベストが活躍します。
ただ、アイベストは現場作業者だけが着用するものではなく、他にも利用シーンがあります。
たとえば、倉庫での長時間作業、屋外でのスポーツ観戦、お子様の運動会の応援、粉塵で空調服が使えない状況での作業などが挙げられるでしょう。
多様なシーンで活躍するのがアイベストの魅力なのです。
「アイトス アイスベスト」でアイスベストの特徴を解説!
一口にアイベストと言っても、さまざまなメーカーの製品があります。
ここでは、アイベストとして有名な「アイトス アイベスト」の特徴を解説していきます。
4つの保冷剤で背中と脇の下を冷却
アイトスのアイベストには4つも保冷剤を収納できるポケットがあります。
両脇に1個ずつ、背中に2個収納できる設計になっており、すべてのポケットに同じサイズの保冷剤を収納できます。
保冷剤で体を冷やすことは、皮膚表面から冷たさを感じられる効果もありますが、静脈のある場所が冷えて熱中症対策にもなるのです。
たとえば脇の下には、皮膚の近くを通っている太い静脈あります。
静脈を保冷剤で冷やすことは、全身を循環している血液の温度を下げることにもなるため、体の温度が下がって熱中症対策につながるのです。
保冷剤は4時間持続
アイトスのアイベストに付帯している保冷剤は、表面が多層構造のアルミ断熱シートで覆われています。
アルミの断熱シートの覆われていることで保冷剤の冷気が逃げにくくなり、40℃の環境下で冷たい状態を約4時間維持できます。
40℃の環境下で冷たい状態を約4時間維持できるのは、一般的な保冷剤の約2倍の持続時間です。
また、保冷剤は皮膚に直接あたると冷たすぎて低温火傷になる恐れがありますが、アルミのシートが皮膚の冷えすぎを防止してくれる効果もあります。
コンパクトなショルダーホルスター型
アイトスのアイベストはショルダーホルスター型になっているのも特徴の一つです。
コンパクトで体にピタッと密着するため、上から作業着を着ても厚着感がなくストレスに感じません。
作業中の動作の邪魔にならないように、肩掛け・胸前にあるベルトで固定できる設計にされているのもポイントです。
高密着で伸縮性のあるメッシュ素材
アイトスのアイベストは、伸縮性の高いメッシュが採用されています。
ナイロン83%、ポリウレタン17%のメッシュ素材となっているため、丈夫さと伸縮性の高さ、通気のしやすさを兼ね備えたメッシュなのです。
体にフィットするメッシュ素材は、作業中の動作でズレを感じないのも魅力でしょう。
また、メッシュが伸縮することで保冷剤が体にしっかりと密着するため、涼しさを感じやすい設計になっているのです。
アイスベストは他にもさまざまなタイプがある
ここではアイトスのアイベスト以外のおすすめ製品を紹介します。
アイベストにもさまざまなタイプがあるため、自分に合う製品を見つけましょう。
サンエス KU99130 クールパックベスト

サンエス KU99130 クールパックベスト
サンエスKU99130クールパックベストは、30℃の環境下で4~5時間の冷却効果が確認されている製品です。
両脇に1箇所ずつ、背中に2つの合計4つの保冷剤収納ポケットが付いています。
なお、空調服の風神服の下に着用することを想定して設計されているため、風神服との相性も抜群。
重ね着しても不快感がなく、保冷剤で冷やした空気を衣服内で循環させられます。
サンエス 風神ベスト(スペーサーベスト)

サンエス 風神ベスト(スペーサーベスト)
2022年1月から、フルハーネス着用義務化がスタートしています。
フルハーネス着用義務化とは、「地上6.75m以上の現場作業において、フルハーネス型の墜落防止用器具を必ず着用しなければならない」というルールです。
サンエスの風神ベストは、フルハーネスの着用義務化に対応しているアイベストであり、フルハーネスを着用しているかどうかが外から見えるよう設計されているのです。
また、通常フルハーネスを着用すると、締め付けによって空気が循環しなくなるため空調服を着用できません。
しかしサンエスの風神ベストには、弾力性のある立体素材が使われています。
そのため、フルハーネスと着用しても空気の通り道が確保できて空調服が使えるのです。
アイスベストの効果を最大限に発揮させるには
せっかくアイベストを着用するなら、できるだけ効果を引き出したいものでしょう。
ここでは、アイベストの効果を最大限に引きだすコツを紹介していきます。
コンプレッションウェアをインナーとして着用する
コンプレッションウェアは、ほどよいフィット感のある生地が筋肉の動きをサポートする、高強度な運動による体への負荷を軽減できる衣服です。
コンプレッションウェアは体への負担軽減、疲労回復などの効果があるため、アイベストと併用することで涼しさの確保、体への負担軽減という両方の効果を得られます。
また、アイベストの保冷剤が皮膚に直接あたると、低温火傷になる可能性があります。
コンプレッションウェアを着用しておくことで、低温火傷防止にもつながるでしょう。
空調服と併用する
空調服とは、バッテリーで稼働する小型のファンを内蔵した作業着のことです。
空調服を着用すると空気を循環させて涼しく感じられますが、外気温・体温が高いと暖かい空気が循環することになるため十分に効果を感じられません。
そこでアイベストと空調服を併用するのがおすすめです。
アイベストのうえに空調服を着用すると、保冷剤で冷やされた空気が衣服内を循環して涼しく感じられます。
全身に満遍なく涼しい空気が循環することで、一部分を集中して冷やすアイベストよりも快適に感じられるでしょう。
まとめ
今回はアイベストの特徴やおすすめの着用シーンについて紹介しました。
地球温暖化の影響もあり、年々夏の暑さは厳しくなっています。
体力勝負ともいえる現場作業では、自分自身も積極的に熱中症対策をするのが重要と言えるでしょう。
熱中症対策にはこまめな水分補給や適度な休憩が大切ですが、アイベストや空調服等、作業服にも熱中症対策を取り入れるのがおすすめです。
アイベストにもさまざまなタイプがあるため、自分に合う製品を探すのがポイントです。
