電熱ベストの安全性は?安心して使えるオススメ電熱ウェアを紹介

2022.01.31
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寒い冬に仕事をする際、防寒対策が非常に重要です。防寒対策が十分でない状態で仕事をしてしまうと、風邪をひいてしまったり、寒くて仕事に集中できなかったりと様々な問題を引き起こしてしまいます。そして、最近注目されている防寒アイテムとして電熱ベストがあります。

しかし、電熱ベストを使用することで火傷のリスクがあるというイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、電熱ベストの安全性やおすすめの商品について解説します。

電熱ベストとは?

電熱ベストの最大の特徴は、電気の力を利用して体を温めることができるという点です。一方、一般的な防寒着では、インナーやミドルウェア、アウターといった複数の防寒着を何枚も重ね着して体温を逃がさない対策を行うことが一般的です。つまり、電熱ベストを利用することで、通常の衣服では実現することのできない温かさで効率よく防寒対策を行うことができるのです。

電熱ベストとは、ベストの中にヒーターとバッテリーが内蔵されており、スイッチを入れることでヒーターが温まり、ベスト全体が温かくなるという仕組みです。また、電熱ベストにはバッテリーが内蔵されているため、電源がない場所でもベストを温め続けることができます。

電熱ベストのメリット

電熱ベスト最大のメリットは、電気の力を利用し、効果的に温まれるということです。たとえば、入念な防寒対策をしたのに、屋外作業で芯から体が冷え切ってしまった経験をした方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、体の熱は筋肉から生み出されています。つまり、どんなに防寒対策をしても、筋肉を動かし続けていなければ、寒い気温によって徐々に体温が下がっていってしまうのです。

一方、電熱ベストは筋肉が動いていなくても電気の力で温めることができます。そのため、立ちっぱなしで長時間動かない屋外作業でも、体を温めることが可能なのです。

電熱ベストに危険性はある?事故例は?

電熱ベストは電気の力を利用していることによってトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。

低温やけど

電熱ベストによる事故で最も多いのが低温やけどです。低温やけどは、体温よりも少し高い温度のものに長時間触れ続けることで発生するやけどです。症状としては、患部がヒリヒリする、赤みが出るなどが挙げられます。

バッテリーの故障

最近の電熱ベストは安全性の高いものがほとんどですが、バッテリーの故障によって発火するという危険性がないとは言い切れません。また、ベスト内にあるヒーターが故障して発火するトラブルも考えられます。

安全に使用するポイント

電熱ベストは便利である反面、電気に関する事故が発生するリスクがあります。しかし、対策を行うことで、事故を防止して安全性を高めることが可能です。

長時間使用を避ける

低温やけどは、長時間自分の体温よりも高い温度のものに触れ続けることで発生します。そこで、電熱ベストを着用する際は、こまめに電源を切ることをおすすめします。たとえば、車での移動中や室内で休憩しているときなど、電熱ベストを使用しなくてもいい場合は電源を切るようにしましょう。

こまめな温度調整

長時間の屋外作業では、なかなか電源を切ることができない場合があります。そこで、こまめな温度調整を行うことによって事故を防止することができます。たとえば、寒くないと感じたら弱モードするなど、体温によって適切な温度を選択すると低温やけどのリスクを軽減することが可能です。

国産を選ぶ

国内で販売されている電熱ベストのほとんどが中国製です。しかし、日本メーカーが取り扱っている製品は、中国製であっても慎重に検品が行われているため安全性が高いと言えます。また、日本メーカーの製品は、返品や保証といったアフターサービスが受けやすいこともメリットです。

電熱服の選び方

電熱服と聞くと、種類が多すぎて何を基準に選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで、電熱服選びのポイントを解説します。

製品タイプ

電熱服には、インナータイプとアウタータイプの2種類の製品があります。インナータイプは薄手で着ぶくれしないように設計されていることが特徴で、電熱ベストを着ていることが分からない点がメリットです。一方、アウタータイプは、厚手で温かさを重視しています。そのため、電熱服としての効果をしっかりと発揮してほしい場合はアウタータイプがおすすめです。

バッテリーの種類

バッテリーの種類には市販のモバイルバッテリーを使用できるものと、専属のバッテリーが付属されているものがあります。専属のバッテリーがついている電熱服は、高額ですが軽量で長時間利用が可能なものが多い傾向にあります。一方、モバイルバッテリーを使用するものは、バッテリーを購入者が用意しなければならない分、リーズナブルな本体価格となっていることがメリットです。

機能

電熱服には製品によって搭載されている機能が異なります。たとえば、温度を5段階調整できるものは高機能な製品に分類されます。一方、一般的な電熱服も温度調整機能が搭載されていますが、温度が3段階までしか調整できない製品が多い傾向にあります。そして、高機能なるほど高額になってしまいますが、自分の求める機能が搭載されている電熱服を選ぶことが大切です。

素材

電熱服に使用される素材は主に綿とポリエステルの2種類があります。綿は肌触りがよく、保温性が高いという点が特徴です、一方、ポリエステルは耐久性と速乾性に優れています。利用シーンを考慮し、どのようなポイントを重視するかを考えた上で素材に注目することが重要です。

電熱ウェアの使い方

電熱ウェアの使用方法は非常にシンプルです。まず、バッテリーを充電した上で、バッテリーと本体を接続します。接続ができたら電熱ウェアを着用します。ただし、肌に触れないようシャツなどを着た上で着用しましょう。着用したら、電熱ウェアのスイッチを入れて温度調整を行います。

安全に着られるオススメ電熱ベスト

安全性が高く安心して着用することのできる電熱ベストについて実際の製品を紹介します。

【セット】サンエス BO32170 インナーウォームベスト

【セット】サンエス BO32170 インナーウォームベスト

【セット】サンエス BO32170 インナーウォームベスト

アウターとしてもインナーとしても着用することのできる製品です。電源を入れた瞬間から瞬時に温かくなったり、内蔵されているセンサーが設定温度をキープしてくれたりと機能面も充実していることが特徴です。また、立ち襟仕様になっていたり、中綿が豊富に使われていたりするため防風・防寒対策にも効果を発揮します。

【セット】サンエス BO31950 雷神ウォームベスト

【セット】サンエス BO31950 雷神ウォームベスト

【セット】サンエス BO31950 雷神ウォームベスト

背中側にバッテリーを収納できるポケットがあるため、バッテリーが邪魔になることがないという点が魅力です。また、電熱服に見えないおしゃれなキルティングデザインとなっているため、私服としても着用することができます。

【セット】サンエス BO32160 インナーウォームベスト

【セット】サンエス BO32160 インナーウォームベスト

【セット】サンエス BO32160 インナーウォームベスト

襟なしのデザインでインナーとして着用してもすっきりとした印象で着こなすことができます。さらに、程よい量の中綿が入っているため、着ぶくれせずに着用可能です。また、表地にはピーチ起毛加工が施されており、心地よい肌触りとなっています。

【セット】サンエス BO32150 ウォームベスト

【セット】サンエス BO32150 ウォームベスト

【セット】サンエス BO32150 ウォームベスト

襟なしのデザインでインナーとして着用できることに加え、二つ折りにして持ち運ぶこともできる利便性の高い製品です。また、背中側にバッテリーを収納できるポケットがあるため、バッテリーが邪魔になることなくインナーとして着用できる点が魅力です。

安全に着られるオススメ電熱ウェア

安全性が高く安心して着用することのできる電熱ウェアについて実際の製品を紹介します。

【セット】サンエス BO32100 ウォームジャケット

【セット】サンエス BO32100 ウォームジャケット

【セット】サンエス BO32100 ウォームジャケット

表地に上品な印象を与えるデュスボ生地を採用し、カジュアルな印象になりすぎない高級感のあるデザインが特徴です。また、保温力や防風・撥水といった機能面にも優れており、長時間の屋外作業に最適な製品です。

【セット】サンエス BO31810 雷神防寒ジャケット

【セット】サンエス BO31810 雷神防寒ジャケット

【セット】サンエス BO31810 雷神防寒ジャケット

防風素材を使用したり、裏地にアルミを使用したりすることで保温性を高めている機能性の高い製品です。また、表地には防寒ウェアには珍しいニット素材を使用し、ストレッチ性を高め動きやすくしている点もポイント。

まとめ

電熱服は、電気の力を利用することで通常の防寒着では実現できない防寒対策ができます。しかし、電気を使用しているため、事故やトラブルが起こる可能性があることを理解し、安全に配慮して使用することが重要です。また、電熱服選びでは、金額だけに注目するのではなく、利用シーンや安全性、求める機能などを総合的に判断し、最適な商品を選択することをおすすめします。

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